私真殿は、ベルギービールの大ファン。
ヴァンティーム・マトノでも、常日頃よりその豊かな味わいの世界を多くの方に伝えたいとイベント等を行っていますが、昨年の夏、ついに本場ベルギーまで視察に行ってきました。
ベルギーは人口わずか1000万ほどの小国ですが、実は1000年の伝統と100を超える醸造所・800種類以上の銘柄を持つ地ビール大国でもあります。
今回はブリュッセル、ブルージュ、ゲントの3都市と、輸入ビールNo.1で、元祖ホワイトベルギービールのHoegaarden(ヒューガルデン)を造っている「デ・クライス」など数カ所の醸造所を電車で廻ってきました。
ベルギー国内のみならず、オランダ・イタリア・フランスからも来訪者があり、ホワイトビールの醸造行程も見ことができました。所内にはカフェもあり、出来たての樽生ヒューガルデンも楽しめます。爽やかでみずみずしい味わいに感激!詳しくは次回以降でお伝えしますね。
ブリュッセルでは、有名な広場「グランプラス」にある「ベルギービール博物館」を見学。ベルギービールの魅力を再確認しました。近郊には「カンティヨン」醸造所もあり、見学・試飲も楽しめます。
19世紀に建てられた欧州最古のショッピングアーケード「ガルリ・サン・チュベール」のカフェでは、街行く人のファッションなどを眺めながら楽しいティータイム。また17、18世紀から続くビアカフェはビールの種類も豊富で、ベルギーチーズなどと一緒に楽しめます。アンティークな内装も必見。
ブルージュは運河の美しい観光の街。
まるでおとぎの国のよう。
ショコラティエのチョコショップ、ベルギービールショップ、ボビンレースなどが建ち並び、街外れのビストロで戴いた、フレミッシュシチュー(牛ヒレ肉のベルギービール煮込み)&修道院ビール「ウエストマール」は絶品でした。
続いてゲント。こちらも運河の美しい街で、ショップが充実しており楽しく街を歩くことができます。ビストロも充実しており、名物のマスル・ヤン・ファン・ヘント(ムール貝の地ビール煮込み)、ワーテルゾーイ(鶏や魚介を煮込んだクリームシチュー)を肴に、地ビールを楽しみました。